Semifinals: Andy Probasco(以下Andy) vs. Paul Rietzl(以下Paul)
原文:http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpchi09/welcome#18
Game 1
Andyがダイスロールに勝って即キープ。
「速すぎるんじゃない」
そう言うPaulは、初手をキープできず6枚に。
Paulが《暗黒の儀式/Dark Ritual》から《強迫/Duress》を打つと、対応して《渦まく知識/Brainstorm》でカードを隠すAndy。
3枚の土地、《呪文嵌め/Spell Snare》、《思案/Ponder》、《誘惑蒔き/Sower of Temptation》が暴かれる。
ゲームの前、Paulはいかに《呪文嵌め》が自分のデッキに刺さるかを話していたのでそれを選び、残りのマナで《ナントゥーコの影/Nantuko Shade》をプレイ。
Andyは《相殺/Counterbalance》を置いてターンを返す。
「ライブラリートップが2マナじゃないといいな。もし2マナだったらイッちまうよ。さぁ、公開の時間だ。」
そう言って《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をプレイするPaul。
ライブラリーをノックしてAndyがめくると・・・《Volcanic Island》が。
《タルモ》が0マナじゃなくて良かったよ。ほンとに。
Andyの出した《タルモ》は《殺し/Snuff Out》でオサラバ、Paulのアタックでライフは8。
《不毛の大地/Wasteland》が《誘惑蒔き》を手札に腐らせ、Andyは肩をすくめて投了。
Paul Rietzl 1 Andy Probasco 0
Game 2
「もし《相殺》で2マナのスペルがめくれてたら、俺は消し飛んでたんだよね。」Paulは語る。
AndyはPaulのゲームプランをなぞるかのようにテイクマリガン、6枚でゲームスタート。
「《Hymn to Tourach》来ぉぃい!」
初手を見る前に懇願するPaul。
Andyは《独楽》を置き、Paulは今一度《儀式》、今度は《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》をプレイ。
もちろん《FoW》される。
Paulの妨害は2ターン目に《島/Island》へ放たれた《Sinkhole》で続く。
Andyは土地を置き、《タルモ》を力強くプレイ。
《不毛の大地》でさらに土地を壊されるも、《タルモ》が攻撃へ。
Andyはリソースが少ないものの、淡々とライブラリートップから土地を引き続けてターンを返す。
Paulは更なる妨害手段の《思考囲い/Thoughtseize》で《誘惑蒔き》を捨てさせ、《原基の印章/Seal of Primordium》と《不毛の大地》を出す。
一方で《タルモ》と《相殺》を続けて出したAndyは、またもや《不毛の大地》で土地を割られる。
Paulは《タルモ》を引くまで、2体の《タルモ》に殴られながらドローゴーを余儀なくされる。
パワー4の《タルモ》に連続して殴られ続けたので、彼のライフは1しかない。
《強迫/Duress》でAndyの《誘惑蒔き/Sower of Temptation》しかない手札を見ると、Andyは静かにカードを片付けた。
「ご覧のあり様さ」とPaul。
「まぁ次のゲーム次第だよ」Andyは最終戦を見据えている。
Game 3
Paulはゲーム3を6枚スタート、Andyは7枚キープ。
《囲い》が《思案》、《渦巻く知識》、《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》、《相殺》を公開し、《枷》を捨てさせる。
「最高のハンドだ」とPaul。
「最悪でもあるけどね」と付け加える。
Paulが《タルモ》、Andyが《相殺》とこのフォーマットで最高の2マナスペルを場に出す両者。
《暗黒の儀式》は1マナスペルがめくれて未遂に終わり、タルモが4点パンチでターンを終えるPaul。
Andyは《思案》に続けて《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》(《タルモ》に対抗するための便利道具)をプレイ、次ターン以降に活用されそうだ。
Paulは初手にあった《Sinkhole》を打って、再びAndyを妨害する。
《独楽》を置いてコンボを完成させたAndyだが、《思案》を打ってタップアウトする。
《真髄の針/Pithing Needle》はライブラリートップに舞い戻った《独楽》によって打ち消され、4/5《タルモ》が今一度アタック。
試合が膠着しかけたところでAndyが《粗石の魔道士/Trinket Mage》をプレイ。
2/2クリーチャーは《タルモ》に対するエアバックにしかならないが、《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》を持ってくることができた。
Paulは《思考囲い》で《FoW》、《粗石》、《独楽》そして《爆薬》の中から《爆薬》を捨てさせつつ2点喰らう。
《原基の印章/Seal of Primordium》は《FoW》され、パワーが5となった《タルモ》がAndyのライフを6にする。
次のターンに《粗石の魔道士》が身を投げ出して《タルモゴイフ》を防ぐ。
ポールの《墓忍び/Tombstalker》が抵抗なく場に出た時、彼の勝利はすぐそこにあるかのように思われた。
「《誘惑蒔き》が1枚ならいいんだけど」とPaul。
シャッフルされた後に起動された《独楽》が1枚目の《誘惑蒔き》を見つけ出す。
《墓忍び》が《タルモ》をチャンプブロックした後、Paulのフラグ立てが実り2枚目が登場。
「その引きには勝てないね。《殺し》も無いし」とPaul。
最後のドローが土地だったPaulは、握手でAndyをグランプリシカゴの決勝へと送り出した。
Andy Probasco defeats Paul Rietzl 2-1
原文:http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpchi09/welcome#18
Game 1
Andyがダイスロールに勝って即キープ。
「速すぎるんじゃない」
そう言うPaulは、初手をキープできず6枚に。
Paulが《暗黒の儀式/Dark Ritual》から《強迫/Duress》を打つと、対応して《渦まく知識/Brainstorm》でカードを隠すAndy。
3枚の土地、《呪文嵌め/Spell Snare》、《思案/Ponder》、《誘惑蒔き/Sower of Temptation》が暴かれる。
ゲームの前、Paulはいかに《呪文嵌め》が自分のデッキに刺さるかを話していたのでそれを選び、残りのマナで《ナントゥーコの影/Nantuko Shade》をプレイ。
Andyは《相殺/Counterbalance》を置いてターンを返す。
「ライブラリートップが2マナじゃないといいな。もし2マナだったらイッちまうよ。さぁ、公開の時間だ。」
そう言って《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をプレイするPaul。
ライブラリーをノックしてAndyがめくると・・・《Volcanic Island》が。
《タルモ》が0マナじゃなくて良かったよ。ほンとに。
Andyの出した《タルモ》は《殺し/Snuff Out》でオサラバ、Paulのアタックでライフは8。
《不毛の大地/Wasteland》が《誘惑蒔き》を手札に腐らせ、Andyは肩をすくめて投了。
Paul Rietzl 1 Andy Probasco 0
Game 2
「もし《相殺》で2マナのスペルがめくれてたら、俺は消し飛んでたんだよね。」Paulは語る。
AndyはPaulのゲームプランをなぞるかのようにテイクマリガン、6枚でゲームスタート。
「《Hymn to Tourach》来ぉぃい!」
初手を見る前に懇願するPaul。
Andyは《独楽》を置き、Paulは今一度《儀式》、今度は《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》をプレイ。
もちろん《FoW》される。
Paulの妨害は2ターン目に《島/Island》へ放たれた《Sinkhole》で続く。
Andyは土地を置き、《タルモ》を力強くプレイ。
《不毛の大地》でさらに土地を壊されるも、《タルモ》が攻撃へ。
Andyはリソースが少ないものの、淡々とライブラリートップから土地を引き続けてターンを返す。
Paulは更なる妨害手段の《思考囲い/Thoughtseize》で《誘惑蒔き》を捨てさせ、《原基の印章/Seal of Primordium》と《不毛の大地》を出す。
一方で《タルモ》と《相殺》を続けて出したAndyは、またもや《不毛の大地》で土地を割られる。
Paulは《タルモ》を引くまで、2体の《タルモ》に殴られながらドローゴーを余儀なくされる。
パワー4の《タルモ》に連続して殴られ続けたので、彼のライフは1しかない。
《強迫/Duress》でAndyの《誘惑蒔き/Sower of Temptation》しかない手札を見ると、Andyは静かにカードを片付けた。
「ご覧のあり様さ」とPaul。
「まぁ次のゲーム次第だよ」Andyは最終戦を見据えている。
Game 3
Paulはゲーム3を6枚スタート、Andyは7枚キープ。
《囲い》が《思案》、《渦巻く知識》、《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》、《相殺》を公開し、《枷》を捨てさせる。
「最高のハンドだ」とPaul。
「最悪でもあるけどね」と付け加える。
Paulが《タルモ》、Andyが《相殺》とこのフォーマットで最高の2マナスペルを場に出す両者。
《暗黒の儀式》は1マナスペルがめくれて未遂に終わり、タルモが4点パンチでターンを終えるPaul。
Andyは《思案》に続けて《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》(《タルモ》に対抗するための便利道具)をプレイ、次ターン以降に活用されそうだ。
Paulは初手にあった《Sinkhole》を打って、再びAndyを妨害する。
《独楽》を置いてコンボを完成させたAndyだが、《思案》を打ってタップアウトする。
《真髄の針/Pithing Needle》はライブラリートップに舞い戻った《独楽》によって打ち消され、4/5《タルモ》が今一度アタック。
試合が膠着しかけたところでAndyが《粗石の魔道士/Trinket Mage》をプレイ。
2/2クリーチャーは《タルモ》に対するエアバックにしかならないが、《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》を持ってくることができた。
Paulは《思考囲い》で《FoW》、《粗石》、《独楽》そして《爆薬》の中から《爆薬》を捨てさせつつ2点喰らう。
《原基の印章/Seal of Primordium》は《FoW》され、パワーが5となった《タルモ》がAndyのライフを6にする。
次のターンに《粗石の魔道士》が身を投げ出して《タルモゴイフ》を防ぐ。
ポールの《墓忍び/Tombstalker》が抵抗なく場に出た時、彼の勝利はすぐそこにあるかのように思われた。
「《誘惑蒔き》が1枚ならいいんだけど」とPaul。
シャッフルされた後に起動された《独楽》が1枚目の《誘惑蒔き》を見つけ出す。
《墓忍び》が《タルモ》をチャンプブロックした後、Paulのフラグ立てが実り2枚目が登場。
「その引きには勝てないね。《殺し》も無いし」とPaul。
最後のドローが土地だったPaulは、握手でAndyをグランプリシカゴの決勝へと送り出した。
Andy Probasco defeats Paul Rietzl 2-1
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